|研修医|
佐々木 啓迪Hiromichi Sasaki
初期研修医2年目
山形大学医学部出身/宮城県生まれ

努力に応じて仕事を任せてもらえるやりがいのある環境です。

初期研修では、消化器外科を中心に研修を行い、周術期の患者さんの管理や術前の症例提示などの病棟業務、手術中の手術進行の要点、助手としての視点、縫合・結紮等の基本手技などを学びました。立場やチームを越えて多くの先生に指導していただき、外科全体の雰囲気の良さを感じています。特に手技においては、先端医療トレーニングセンターでの実践的なトレーニングや日々の手術中の指導など、非常に学ぶことが多く、幸いにして研修期間中に執刀する機会にも恵まれました。指導医との良好な関係を築きながら、努力に応じて仕事を任せてもらえるやりがいのある環境であったと思います。

初期研修で外科専門医取得に必要な症例を経験し、
後期研修では専門領域に集中することも可能です。

東北大学病院の初期研修は、ローテートする科・期間・順番を自分で考えて構成することが可能で、限られた2年間を自分の希望に沿った研修プログラムにすることができます。外科に関連の深い科を重点的に研修したり、外科系各科を研修して外科専門医取得に必要な症例を初期研修中に経験し、後期研修は専門領域に集中することも可能です。また大学病院では一般的な手術はもちろんのこと、稀な疾患の手術や施設によっては見ることができない手術も見る機会があるため、早期から外科医の広がりを知ることで将来の専門を意識した後期研修に繋げることも可能になると思います。また、大学病院と市中病院の双方を研修できるため、臨床・研究・教育などの働き方の違いを見ることで自分の理想の働き方を考える素材となり、専門研修をする上で、将来像も意識した主体的な学び方をしていくことができる環境だと感じています。

大学院でさらに専門領域を深め、
医学の発展に貢献する医師を目指します。

初期研修を終えた今、今後のひとまずの目標は、外科専門医を取得することです。今はそれに向けて手術手技や外科知識などをひとつひとつしっかりと身に付けているところです。その後は大学院へ進学し研究を学ぶこと、専門領域を深めより質の高い医療を提供できるようになることが目標です。その積み重ねの結果として将来的には外科医として確かな技術を身に付けつつ、研究・教育も積極的に行い継続的な医学の発展に貢献していける医師を目標に努力していきたいです。

研修スケジュール

  • 東北大学病院
  • 協力病院・施設
  • 内科
  • 内科基本研修
  • 救急部門
  • 精神
  • 小児
  • 産婦
  • 外科
  • 麻酔
  • 地域
  • 自由
1年目
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
東北大学病院 大崎市民病院
救急部門 自由 選必 内科 自由
救急 胃腸外 小児 呼内 循内 救急科
2年目
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
いわき市立総合磐城共立病院 附属総合南東北病院(郡山) 東北大学病院
自由 内科 自由 地域 選必 救急部門 自由
外科 小児外科 内科 心臓血管外科 呼吸器外科 精神 救急 麻酔

\ 医学生へひとこと /

自分が考える研修だからこそやりがいもあり、きっと満足のいく2年間になると思います。
研修病院の選択は将来を考えるきっかけですね。病院見学はいつでも歓迎しています。
皆さん自身の研修がより実りあるものになることを期待しています。