|研修医|
笹川 瑛貴Akitaka Sasagawa
初期研修医1年目
東北大学医学部出身/宮城県生まれ

大学病院の真の価値を知り、
母校の東北大学病院を選択しました。

東北大学病院を私が選択した理由は三つあります。一つ目は多様な診療科を有することです。40以上の診療科があり、柔軟で自由度の高い研修プログラムを提供しています。二つ目は文献を入手しやすいことです。研修医室のすぐ隣には附属図書館医学分館があり、平易な内容の教科書から専門性の高い医学書まで取り揃えています。研修中に疑問が浮かべば、膨大な蔵書の中から欲しいものを気軽に借りて調べられます。研修医室からも、いつでもUp To Dateをはじめとする各種データベースを閲覧したり、Pub medの東北大学専用入口から電子ジャーナルを検索したりできます。

多様な診療科を経験することで、
進路選択の幅は広がります。

三つ目は母校の病院であることです。大学病院は特異な環境ではありますが、学生時代にその真価を知ることができました。当院は、歴史的に進路未定者に対して寛容で、(※研修の歴史にリンク)特定の医局への配属を強制することはなく、研修医が「ホスト診療科」として「卒後研修センター」を指定することが可能です。自らの進路の可能性を学部卒業時の興味にしばられることなく、多様な診療科を経験しながら、将来の選択肢の幅を広げることができる点が魅力的だと考えています。

臨床医学の観点を持つ基礎医学者を目指しています。

私は初期研修を終えた後、基礎医学系の大学院へ進学するつもりです。基礎医学を攻究する上で他学部出身者には無い医学士の長所として、臨床医学の観点から物事を考察しうる点が挙げられると私は考えます。初期研修を通じて実践的な技能を身に付けつつ、臨床医学が求める研究課題を見つける能力を涵養し、将来単なる医師ではなく医学者となれればと考えています。このような異端児をも温かく受け入れてくれるのが東北大学病院です。

研修スケジュール

  • 東北大学病院
  • 協力病院・施設
  • 内科
  • 内科基本研修
  • 救急部門
  • 精神
  • 小児
  • 産婦
  • 外科
  • 麻酔
  • 地域
  • 自由
1年目
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
東北大学病院
自由 救急部門 自由 選必 内科基本研修
肢体リハ 救急 病理 精神 消内 腎高内 加齢老
2年目(予定)
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
東北大学病院 高田 東北大学病院
選必 救急部門 自由 地域 自由 自由 自由
麻酔 救急 緩和 感染 放診 糖代 総診(漢方)

\ 医学生へひとこと /

人生で最大の苦痛は夢が醒めた時に進む道が無いことだと私は思います。学生時代の興味で将来の進む道を決定するのが一般的ではありましょうが、その一本道以外の様々な選択肢について知ることは決して悪いことではないでしょう。当院での初期研修は医学生の皆さんに多くの選択肢を提示してくれます。当院は他院の研修医の短期間の研修を受け入れていますし、逆に当院の研修医として他院で働くことも可能です。短期であれ長期であれ研修病院として一考に値する筈です。