形成外科

形成外科|初期研修要項

指導体制

  • 主治医グループの一員として担当する症例の診療に参加する。
  • 所属する主治医グループの教官(准教授または助教)が指導責任者となる。

研修期間

  • 8週間以上が望ましいが4週間も可

研修内容および方法・手技

  • (1)メス、ハサミなどの使い方、局所麻酔、皮膚切開、結紮、縫合などの一般外科的処置の基本
  • (2)褥瘡や難治性潰瘍など皮膚軟部組織欠損創に対する創傷処置の基本
  • (3)顔面や手の軟部組織外傷の初期治療の基本
  • (4)熱傷の初期治療の基本
  • (5)形成外科的縫合法

参加する活動内容

  • (1)主治医グループの一員として受け持ち症例の診療全般、週受け持ち4例、月12例程度
  • (2)外来患者の処置と他科入院患者の往診処置
  • (3)外傷などの救急患者の応急処置
  • (4)術前術後症例検討会(月曜夕方)と医局抄読会・勉強会(水曜8時)
  • (5)耳鼻咽喉科や歯学部との合同カンファランス(月1回)
  • (6)形成外科学会地方会など学術集会への参加

研修到達目標

  • (1)プライマリケアに必要な一般外科的処置ならびに形成外科的処置の基本を習得する。
  • (2)他科再建症例などの診療を通して、チーム医療や集学治療の知識を習得する。
  • (3)形成外科の治療対象となる疾患と治療法の概要を理解する。

研修スケジュール

以下は一例であり、希望によりスケジュールの変更は可能です。

午前 術前カンファレンス
手術
外来 抄読会・病棟・手術 病棟 総回診・外来
午後 手術 外来
術後カンファレンス(月1回)
手術 病棟 病棟

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