消化器内科

消化器内科|初期研修要項

指導体制

  • 消化器病専門医である指導医1名を含む教官、医員、大学院生からなる診療チームが指導

研修期間

  • 原則として1ヶ月から6ヶ月

研修内容および方法・手技

  • 上部消化管、下部消化管、肝臓、膵の4つのグループのいずれかに属し、各グループ内の診療チームの一員として、病棟患者(5~10名)を受け持つ。また、諸検査を中心に外来診療を研修する。
  • 吐・下血、イレウス、急性膵炎、劇症肝炎などの救急患者に対する初期対応を研修する。
  • 週1回総回診に参加する。
  • 週1回新入院カンファレンス・抄読会に参加する。
  • 各種内視鏡および腹部画像診断研究会に参加する。
  • 研修協力病院での研修を希望する場合は、相談の上、なるべくその希望に添うように努める。

研修到達目標

  • 外来および入院患者に対して医療面接、身体診察、診療録の記載ができ、鑑別疾患が列挙でき、検査計画を立てることができる。(20名以上)
  • 医師としての基本的手技(採血、点滴確保、胃管挿入など)ができる。
  • 吐・下血、イレウス、急性膵炎、劇症肝炎などの救急患者への初期対応ができる。(10名以上)
  • 腹部単純X線、内視鏡、消化管造影、血管造影、腹部超音波、CT、MRI、ERCPなどの各種画像診断の読影でき、手技に参加できる。
  • 腹部超音波検査や消化管造影検査を実践できる。(20名以上)
  • 指導医のもとで内視鏡検査を実践できる。(20名以上)
  • 日本内科学会認定内科医、将来的には、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、肝臓病専門医等の資格取得のため、症例や知識を蓄積する。

研修スケジュール

午前 新入院カンファレンス
総回診
外来腹部超音波検査
ERCP
外来大腸検査
腹部血管造影検査
抄読会
外来上部内視鏡検査
外来大腸検査
午後 内視鏡治療
病棟回診
内視鏡治療
病棟回診
肝腫瘍治療
病棟回診
内視鏡治療
病棟回診
病棟回診

消化器内科 ホームページ