
緩和医療科
緩和医療科|初期研修要項
指導体制
- 指導医2-3名の下、診療チームの一員として診療する。
研修期間
- 希望に応じて調整可能である。(4週(1ヶ月)から受け入れ可能)
- 1年目でも受け入れ可能であるが、当科研修前に内科系研修を8週(2ヶ月)以上は修了していることが望ましい。
- 8週(2ヶ月)以上研修を希望される場合の、病棟と緩和ケアチームでのそれぞれの研修期間は個別に相談する。(いずれかのみの研修も可能)
研修内容および方法・手技
【病棟での研修】
- 診療チームの一員(指導医2-3名)として、5-10名の担当医として診療を行う
- 指導医から随時ミニレクチャーを行う
- 総回診は行わない。週1回の全体カンファレンスで受け持ち患者のプレゼンテーションを行う(病棟カンファレンスでも必要時プレゼンテーションを行う)。
- 希望者は外来の診察を見学可能である
【緩和ケアチームでの研修】
- 診療チームの一員(指導医1-2名)として、10-20名/日の診療を行う
- 指導医から随時ミニレクチャーを行う
- 総回診は行わない。週1回の全体カンファレンスで受け持ち患者のプレゼンテーションを行う(病棟カンファレンスでも必要時プレゼンテーションを行う)。
- 希望者は外来の診察を見学可能である
【他院での研修】
- 希望者は、岡部委員仙台(在宅医療)、仙台ペインクリニック(ペインクリニック)の数日単位での見学が可能である。
研修到達目標
- 緩和医療についての理解を深める。
- 患者を全人的に理解し、包括的評価を行える。
- チーム医療を実践できる。
- 痛みのマネジメントができる。
- 痛み以外の身体症状のマネジメントができる。
- 精神症状、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に対応できる。
- 患者、家族、およびチーム医療を構成する医療従事者とコミュニケーションをとることができる。
- 患者、家族の意向や価値観、希望を尊重しながら面談を行うことができる。
- 家族の感情に配慮しながら、死亡確認を行う。
研修スケジュール
【病棟での研修】
- 月~金:病棟業務に従事する
- その他、月曜日の全体カンファレンス、毎日午後の病棟カンファレンスで受け持ち患者のプレゼンテーションを行う
【緩和ケアチームでの研修】
- 月~金:緩和ケアチーム業務に従事する
- その他、木曜日の全体カンファレンスで受け持ち患者のプレゼンテーションを行う