リハビリテーション4科

リハビリテーション4科|初期研修要項

指導体制

・リハビリテーション(リハ)の対象となる障害は複合的・多面的であるため、本リハ科は肢体不自由リハ科、てんかん科、内部障害リハ科、高次脳機能障害科の4科で構成している。

・原則として主治医制をとり、指導医が一対一で指導する。

研修期間

1科につき4週間以上とし、希望に応じて各科の組み合わせを可能とする。

研修内容および方法・手技

・各科とも病棟の患者数名の主治医となり病棟業務に従事する。

・主治医として行う業務(下記の通り)を実施する。
    ●治療目標の設定 ●プログラムの作成 ●治療効果の判定 
    ●リスク・合併症の管理 ●診断・評価 ●リハ処方 
    ●障害度判定と申請書の作成 ●地域リハビリテーション実施法

・週1回行われるリハ4科合同のカンファレンスに参加する。

・各科において週1回行われる総回診に参加する。

研修到達目標

  • リハ医療の実際とリハ関連職種の業務内容を理解したうえで、運動障害、内部障害、認知障害の概要を把握することを目指す。
  • 各科における研修では、研修期間中の入院患者について、5例以上を目標に以下の項目を経験する。
  • 肢体不自由リハ科:各種運動障害の評価・治療、嚥下造影、義肢装具。
  • てんかん科:てんかん及びてんかんと鑑別を要する疾患の診断のための詳細な病歴聴取と長時間ビデオ脳波モニタリングの応用。薬物療法、外科治療、社会的問題の解決を含む包括的てんかん診療。
  • 内部障害リハ科:心疾患・呼吸器疾患・生活習慣病等の内科的治療と同時に調和的に行うリハと運動負荷強度決定のための各種検査。
  • 高次脳機能障害科:神経心理学的症候の診察と診断。

研修スケジュール

毎週火曜日午前のリハ4科合同カンファランス以外は各科でスケジュールを決定

午前 リハ4科合同カンファランス
総回診(肢体不自由リハ科、内部障害リハ科)
総回診(てんかん科)
午後 症例検討会
総回診(高次脳機能障害科)

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