血液・免疫科
血液・免疫科|後期研修要項
対象
- 初期研修終了者。もしくは初期研修後1年間の後期研修修了者 。
- 専門医の早期取得を目指す場合、大学院に入学する前に後期研修医として 1~2 年間の血液もしくは免疫疾患の臨床研修が可能。
その際は東北大学病院後期研修医としての待遇を予定。
リウマチ専門医取得コース
指導体制
日本リウマチ学会指導医1名、日本リウマチ学会専門医2名
研修内容
臨床研修中は、基本的に指導医と共に当診療科に入院中の患者(自己免疫疾患、不明熱)の主治医として診療に当たることになります。具体的な研修内容は以下の通りです
- 関節所見の取り方、自己免疫疾患の画像所見の見方、自己免疫疾患の検査所見の読み方
- 主な自己免疫疾患の鑑別診断および標準的治療
- 免疫抑制剤の投与法
- 免疫抑制剤の副作用とその対処
- 免疫不全の感染予防および抗生物質の使用法
- 血漿交換療法、リンパ球除去療法の実際
当科臨床研修中に、他科での研修が可能です。
- 整形外科及びリハビリテーション科 : 関節液穿刺等の外科的手技、関節リハビリテーション等の治療法の習得。
- 血液浄化療法部 : 血漿交換療法等の実施。
- 感染制御・検査診断学:血液免疫科病棟での週一回の感染症ラウンドを通じた感染症管理の習得。さらに infection control doctor の取得希望者は感染制御・検査診断学における研修を実施。
教育スケジュール
症例検討、臨床的論文の抄読会を行う全体ミーティング、免疫グループでの症例検討会、基礎的論文の抄読会を各週一回行っています。アメリカリウマチ学会、日本免疫学会、日本リウマチ学会を中心に研究発表を行っています
血液専門医取得コース
指導体制
日本血液学会指導医2名、日本臨床腫瘍学会指導医2名
研修内容
臨床研修中は、基本的に指導医と共に当診療科に入院中の患者(血液疾患)の主治医として診療に当たることになります。具体的な研修内容は以下の通りです。
- 主な血液の鑑別診断および標準的治療
- 抗がん剤、免疫抑制剤の投与法
- 抗がん剤、免疫抑制剤の副作用とその対処
- 白血球減少(好中球減少時)・免疫不全の感染予防および抗生物質の使用法
- 輸血療法(血漿交換を含めて)
- 造血幹細胞移植の管理(2007年度移植実績35件)
- 造血幹細胞採取の実際
取得可能な手技
- 骨髄穿刺および骨髄生検
- 腰椎穿刺および髄注
- 末梢血や骨髄液のスメア標本の作製・染色と顕微鏡での形態学的診断、遺伝子・染色体検査の判読
当科臨床研修中に、他科での研修が可能です。
- 感染制御・検査診断学:血液免疫科病棟での週一回の感染症ラウンドを通じた感染症管理の習得。さらに infection control doctor の取得希望者は感染制御・検査診断学における研修を実施。
- 輸血部:末梢血幹細胞の採取法、その保存の実際
教育スケジュール
症例検討、臨床的論文の抄読会を行う全体ミーティング、血液グループの症例検討会、基礎的論文の抄読会を各週一回行っています。
アメリカ血液学会、日本血液学会総会、日本造血細胞移植学会を中心に研究発表を行っています。
当科在籍中に血液学会指導医取得のために必要な筆頭著者としての論文5報の発表を目標としています。
その他
- 大学院期間は医局より関連病院への外勤により収入を保証します。
- 研修プログラム終了までに日本内科学会専門医の取得が可能です。
- 留学希望の際は、留学先の手配をいたします。
お問合せ
- 血液免疫科:石井 智徳
TEL:022-717-7165
E-mail:tishii*med.tohoku.ac.jp
メールを送信する際は、*を@に変換してください。