血液内科

血液内科|初期研修要項

指導体制

  • 指導医が一対一で指導する。主治医制とチーム制の併用。

研修期間

  • 4-12週(1-3ヶ月)

研修内容および方法・手技

基本的に指導医と共に当診療科に入院中の血液疾患(5~10人)の主治医として診療に当たる。研修中に抗がん剤の投与法、副作用への対応、造血幹細胞移植、血液細胞の形態学、血液疾患の診断について基本的知識を得る。具体的診療手技として骨髄穿刺、骨髄生検、腰椎穿刺、髄腔内注射、末梢血管の確保、中心静脈の確保などの手技を学ぶ。当科は全身的合併症をもつ症例が多いため、感染症、呼吸器、消化器、循環器、脳神経といった他科の専門医との連携が必須である。したがって、当科研修中に他科との連携を通じて幅広い内科的知識の習得が可能である。

研修到達目標

  • 病棟主治医となり診察、診断、治療 (10人以上)
  • リンパ節腫脹、脾腫の有無、皮膚所見を含めた、全身の身体所見がとれる。(20例)
  • 適切な輸液、抗生物質の選択、投与が出来る。(10例)
  • 骨髄検査を実践でき、その結果を理解・説明できる。(10例)
  • 中心静脈カテーテルを含めた血管確保が出来る。(10例)
  • 輸血、血漿交換の適応症例に対し適切に対処できる。(10例)
  • 好中球減少など主な抗がん剤の副作用に対し適切に対処できる。(10例)

研修スケジュール※以下は一例であり、希望によりスケジュールの変更は可能です。

午前 総回診 病棟、抄読会 病棟 病棟 病棟
午後 病棟、ミーティング 病棟 病棟 病棟 病棟

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