
循環器内科
循環器内科|初期研修要項
指導体制
- 虚血、不整脈、肺高血圧症・弁膜心筋疾患の3グループによるチーム制。
- いずれかのグループに所属して診療に当たるが一定期間でローテート可能。
研修期間
- 8週間以上が望ましい。
研修内容および方法・手技
- 1)虚血、2)不整脈、3)循環(肺高血圧症・弁膜心筋疾患)の3グループのいずれか(ローテート可)に属して、チームの一員として診療に当たる。観血的検査・処置(心臓カテーテル検査・中心静脈カテーテル留置など)およびその後の検討会に参加する。
- 週1回の総回診、その後の症例検討会に参加する。週1回の臨床論文の抄読会に参加し、最新のエビデンスに触れる。
研修到達目標
- 動静脈採血および動静脈路の確保を実施できる。
- 心臓に関する身体診察ができ、その結果を理解・説明できる。
- 基本的循環器疾患の治療方針を理解・説明でき、かつ基本的なものを実践できる。
- 12誘導心電図・モニター心電図を記録でき、その結果を理解・説明できる 。
- 心臓超音波検査を実践でき、その結果を理解・説明できる。
- 運動負荷心電図、負荷心筋シンチを実践でき、その結果を理解・説明できる。
- 中心静脈カテーテルの挿入を実施できる。
- スワンガンツカテーテルの適応を理解し、基本的操作ができ、かつその結果を理解・説明できる。
- 心臓カテーテル検査・冠動脈造影・心臓電気生理検査の 適応を理解し、基本的操作ができ、かつその結果を理解・説明できる。
- 冠動脈インターベンション、カテーテルアブレーション、心筋生検の適応と結果を理解・説明できる。
研修スケジュール
※以下は一例であり、希望によりスケジュールの変更は可能である。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 臨床論文抄読会 心カテ |
グループ回診 運動負荷心電図 |
グループ回診 | グループ回診 心カテ |
グループ回診 負荷心筋シンチ |
午後 | 総回診 症例検討会 |
カテーテル アブレーション |
心カテ | 心エコー図 | 心カテ |