研修医の1年

志望科である神経内科での研修の1年

大学病院ならではの専門的疾患の診断・治療に、主治医チームの一人として加わり、複数の専門医から指導を受けながら、診察や検査結果を正しく解釈して診療を進められるよう学んでいきます。上級医のバックアップのもと、検査の実施やオーダリングなども積極的に任せていただき、非常に勉強になりました。

4〜6月

仙台神経内科臨床勉強会で発表する機会をいただきました

CPCでの発表

2年間の研修中にCPCでの発表は必須です。同期の中ではトップバッターでの発表となりましたが、担当診療科や病理の先生のご指導のもと、無事終えることができました。

7〜8月

救急研修

救急搬送されICUに入院している患者さんをチームで受け持ちます。当番の日には、並行して救急車で搬送された患者さんの対応もします。初期対応や身体診察のポイント、検査データや画像の読み方など、あらゆる知識を丁寧に教えていただき、多くの手技も経験しました。

10〜12月

将来的にてんかんの研究も視野に入れているため、てんかん科で2ヶ月研修を行いました。
カンファレンスでは、担当する患者さんについてプレゼンを行い、今後の治療方針について中里教授から直接アドバイスを受けることができます。

1〜3月

脳神経外科での研修では、難治てんかんの外科治療において中心を担う岩﨑先生の手術に助手として入らせていただきました。

第207回日本内科学会東北地方会初期研修医プレナリーセッションにて、若手奨励賞を受賞させていただきました。(写真右は日本内科学会東北地方会会長 一ノ瀬先生)

救急当直(年間を通して)

他の病院では診ることが難しい重篤な症例や複雑な病態の患者さんが運ばれてくる一方で、軽症の患者さんの対応をすることもあり、幅広く経験を積むことができました。研修医がファーストタッチを行い、疑われる疾患や行いたい検査を考え上級医にコンサルトし、検査結果を基に上級医と共に診察を行います。24時間いつでも指導を受けられる体制が整っていることで、不安なく当直ができます。