研修医の声


研修医の声

髙橋 成奈

髙橋 成奈

  学生時代に当院へは2回ほど病院見学に来ました。指導医の先生方がとても熱心に指導して下さり、豊富な症例が揃う中で質の高い診療を行っているのが印象的でした。また、当院では世界水準の研究を行っており、それが実臨床にも大きな意義をもたらしていることを感じました。そのような中に身を置くことで、常に先進的な知識を身につけ、医学の進歩に貢献できる医師へとキャリアアップを図ることができると思い、当院で研修することを決めました。
  大学病院ならではの特色として、学会などでの発表の機会が多く得られることが挙げられますが、当院では自身の研究内容や担当症例の発表の機会に恵まれています。教育体制が整っているため、日常診療のなかで上級医の先生からフィードバックを受けつつプレゼンテーションのスキルを向上することができます。
  一方、大学病院では手技の機会が少ないというイメージがありますが、私は研修医としてのはじめの1ヶ月間で腰椎穿刺を7回、神経伝導速度検査や針筋電図検査も自身で経験することができました。常に上級医に相談できる万全な体制のもと、ある程度の裁量を与えられる事で、新しい事にも安心してチャレンジできる環境が魅力です。
  ぜひ当院へ見学に来て、その良さを実感してみてください。

髙橋 美穂

髙橋 美穂:放射線診断科

  当院の研修の特徴として、プログラムの自由度の高さがまず挙げられます。志望科を長く回り将来を見据えた研修ができる一方、全ての診療科が揃っていることから幅広く学ぶことも可能です。また、指導医の先生の数は他病院と比較して圧倒的です。常に各専門の先生にコンサルトできアドバイスを頂ける環境は研修医としてとても有難く思います。
  たすき掛けにより市中病院での研修が可能な点も大きなメリットです。私もこの制度を利用し、市中病院では手技・症例を数多く、大学病院ではより複雑な病態や専門性の高い診療を学ぶことができ、大変充実した研修となっています。
  研修医の数が多く仲も良いので、楽しく研修生活を送っています。皆様も是非、当院へ研修にいらして下さい。

半沢 友理

半沢 友理:卒後研修センター

  医師としての第一歩を踏み出す場となる研修病院の選択には、誰もが悩むことと思います。「大学?市中?」其々に魅力があり決めかねるところです。大学病院で病態の捉え方や探求し続ける姿勢を学び、最先端の医療に触れる一方で、市中病院で所謂common diseaseを数多く経験し、地域に根差した医療を肌で感じることができるという点では、私はたすき掛け制度が非常に有意義であったと感じています。双方の利点を自分なりに糧とすることで、日々の診療に相乗効果となって活かされてくるはず!?です。
  「志望科?」大学病院での研修は、志望科が決まっていれば確かに目標に向かって効率よく研鑽することができます。しかし、志望科が未定、あるいは途中で方針が変わった場合にも、東北大学病院では大変柔軟に研修スケジュールを調整することが可能ですので、じっくりと将来の方向性を定めていくのにも適しているのではないでしょうか。
  医師不足が叫ばれて久しい東北地方で自らが必要とされることに遣り甲斐を感じつつ、真摯に取り組んでいかなければならないと気を引き締める、充実した日々を送っています。

研修医のつぶやき

放射線診断科での一日

2016/ 1/ 18

  放射線診断科は毎朝8時に地下1階のMRI室で行われる朝カンファレンスで始まります。このカンファレンスでは、先日のIVRやCTガイド下生検の振り返りを行ったり、上級医の先生方が若手のために勉強になる症例などを毎日提示してくださるので、毎日覚えることがたくさんあります。水曜日はさらにてんかん科とのカンファレンスもあります。カンファレンスが終わると、CT室かMRI室で読影を行います。読影中も分からないことだらけなので、読影室にある資料を参考にしつつ、分からないところは若手の先生方に相談しつつ読影をします。1件大体30~60分程かけて読影したものを上級医の先生方に見てもらい、修正点や注意点等を教えていただくことで次回に生かせるようフィードバックします。12時頃には昼休憩になり、ご飯をとりながら、興味深い症例について昼カンファレンスを行います。1時くらいまでカンファレンスを行ったあとはまた読影を行い、大体19時くらいにその日の読影レポートが書き終わります。また週に1回ほど上級医の先生方と一緒にIVRにも入ります。上級医の先生方と一緒に穿刺部からカテを進めたり、塞栓子を流したりなど、貴重な経験をさせていただいています。
  放射線診断科は映っているものに対して、知識があればあるほどよりよい情報が提供できると思うので、日々新しい知識を得ることが重要だと思います。毎日初めて見るような症例ばかりで、日々勉強の毎日を過ごしています。

(ペンネーム:K.H)

精神科研修の1日

2014/ 9/ 8

  精神科の朝は穏やかに始まります。研修医室に8時ごろ出勤してから病棟に向かい、カルテで夜の間に患者さんの状態に変化がなかったか確認してから患者さんの所へ向かいます。診察しカルテを書いた後は、外来で新患の患者さんの予診に呼ばれます。予診のない日は、処方を出したり検査の手伝いをしたりと病棟業務を手伝います。お昼は12時ごろには休憩に入ります。午後は病棟業務や診察の続きをしたり、治療方針の検討のため図書館に行って勉強したり、相談の必要のある患者さんがいた場合は上級医の先生と話し合うこともあります。夜はいつも研修医室に残って他の科で研修をしている同期と話をしたり夕飯を一緒に食べに行ったりします。今年から大学の敷地内に新しく寮ができ、1年目のレジデントの多くが住んでいるので、休みの日も研修医室に来ればいつでも同期がいて毎日楽しく過ごすことができます。
  精神科の特殊なところですが、社会や家族と患者さんとのつながりを考えることや病状を年単位で見通すことが必要です。日々の診察ではなかなか思い至ることができませんが、指導医の先生方に被災地支援や行政の仕事も見せていただけたことで、医療の幅広さを実感し、よりよい医療の提供のためには何が必要か日々考えさせられる毎日です。

(ペンネーム:I.E)

京都に行ってきました

2012/11/ 9

  今回は、臨床眼科学会で京都に行ってきました。まだ紅葉は始まったばかりでしたが、清水寺の舞台から見る景色は絶景です。大学での研修のせいか大きい学会に参加し、全国色々な場所に行く機会が多い気がします(海外も含め)。学会の雰囲気は、地方会以上に緊張感があり、人の混み具合もかなりのものでした。ポスターも含め様々な演題があり、興味が湧いたり湧かなかったり。。。難しい演題ばかりでなく、インストラクションコースなど、研修医・学生向けの講演もあり、普段自分で調べたりするよりはるかに知識が付きます。そして何より、大学時代の先輩や同期と現地で会うのが楽しいです。お互いの情報交換したり、空いてる時間(空けた時間?)に観光したり、そして夜は現地のお酒を飲み交わす。勉強にもなったし、気分転換にもなりました。 芋煮はしょうゆ派です。味噌はトン汁のような気が。。。

(ペンネーム:バナナマン)

海外研修@Singapore

2012/ 2/27

  研修医を対象とした海外研修に参加させていただき、2/12〜2/18の1週間シンガポールに行ってきました。
SGH(Singapore General Hospital),Japan Green Clinicの2施設を見学し、海外の医療に触れることができました。日本との制度の違いを学んだり、英語でのプレゼンテーションをしたり、いい経験をさせていただきました。大学受験ですら危うかった私の英語力ではSGHのドクターやスタッフが説明してくれることの80%くらいはわかりませんでしたが、不思議と眠くなることもなく楽しむことができました。こんなに真面目に人の話を聞くのは久しぶりという感じ(笑)食事会やドリアンパーティーでは、少しだけ勇気を出して話すこともできました。
  海外好きな私としてはこのプログラムを知ったときから参加したい気持ちがありました。でも面倒くさがりなうえに、何事もやる前に諦めてしまう癖がついてしまっている私にとっては応募することだけでもとてもハードルが高く感じられました。応募しなければ「やっぱり行けば良かった~(>_<)」と大後悔することはわかっていたのですが、後悔することにも慣れ始めていて。。。ところが同期との飲み会の時に軽い気持ちで誘ってみたら他にも行きたいという人が!!積極的な同期に便乗して、私もなんとか応募することができました☆今は「やっぱり行って良かった~(^▽^)」と大満足です。一緒に応募した同期、同行してくださった加賀谷先生に感謝の気持ちでいっぱいです。他大学病院の研修医とも観光に行ったり飲んだり飲んだり・・・仲良くなれて、帰国後も連絡をとっています。今回の研修での全ての素敵な出逢いに感謝です♡

(ペンネーム:sa-ko)

シンガポール海外研修へ行ってきました

2012/ 2/24

  医者になって10か月。なんと、シンガポール研修に行く機会が!!英語なんて全くできない私ですが、他の国での医療システムに興味もあり、是非行きたいと参加させていただきました。参加者は福島県立医科大学病院8人、東北大学病院3人、山形大学病院1人。まったく知らない9人との生活にも緊張しましたが、言語のわからない国に行くと日本人は皆友達。すぐに打ち解けることができました。
  日中はSingapore General Hospitalにて様々な科を研修。私が一番びっくりしたのは、熱傷患者の入院を形成外科で見ていたこと。我が東北大学では救急科にて全身管理を行っていますが、シンガポールでは形成外科で見ており、また熱傷患者のICU、リハビリ施設、皮膚培養施設、手術室がすべて近くにあり、非常に合理的に感じました。
  一日の研修が終われば、夜のシンガポールへ。食べ物はおいしく、治安も良く、非常に楽しく生活することができました。他大学の研修医とも様々な意見交換や日々の研修に関する話もすることができ、夜2時くらいを過ぎた頃から記憶は曖昧ですが、非常においしく、楽しいお酒を飲みました。
  今回の研修を振り返ると…とりあえずすごく楽しかった。それだけじゃなく、すごく敷居が高いと思っていた留学が、実はそんなに気負わなくて良いもののように感じました。いつか行きたい、とは思っていましたが、自信もなく私なんかという気持ちも結構ありました。ですが今回行ってみて、「とりあえず行ってみよう。細かいことはそれから考えればいいんだ。」という気持ちになりました。これがいいことかわかりませんが、でもしない後悔よりした後悔。体当たりでいいんじゃないかな。
  次行くときはもう少しなめらかな英語を話せるように&相手の話を理解できるようになっていたいものだと、しみじみ思います。

(ペンネーム:すなふきん)

東日本大震災が起きてから3カ月近く経ちました

2011/ 6/10

  初期研修2年目のちょろまつです。東日本大震災が起きてから3カ月近く経ちました。地震発生当時、自分は東北大学病院の協力病院である石巻赤十字病院で研修していました。赤十字病院の活躍は各報道で取り上げられているとおりですが、自分も最前線の現場で救援活動を行っていました。震災後の外来はまさに戦場さながらで、次々に運ばれてくる患者をみな懸命に治療に当たっていました。微力でしたが医師として被災地で活動できたことは非常に貴重な経験だったと思いますし、今回の震災は医師としてだけではなく1人の人間として、人生観が変わる出来事でした。現在は仙台市内にある東北厚生年金病院で研修していますが、こちらの外来にも震災以後体調を崩してしまった患者さんが今もいらっしゃっています。このつぶやきを読んでくださっている医学生のみなさん、宮城ではみなさんの力を必要としています。ぜひ一緒に宮城県で、東北大学で働きましょう!

(ペンネーム:ちょろまつ)

今回の震災で

2011/ 5/ 6

  今回の震災で、研修先を選ぶために不安がある方も多いと思います。それでも、東北で働きたいという気持ちがあり、ここをご覧になられたのではないでしょうか。私は、マンパワーのある職場で、理解のある同僚・上司に恵まれたため、研修を無事スタートさせることが出来ました。長い長い復興のために求められているのは、若い世代の力だと思います。 不安がありつつも熱意を持った皆さんを、心よりお待ちしております!

(ペンネーム:ももさ)

あっという間の3ヶ月

2011/ 4/26

  高度救命救急センターでの研修は非常に充実して、とても興味深く、そして楽しかったです。動脈・静脈ライン確保、CVカテ、胸腔ドレーン、気管挿管、皮膚縫合、熱傷処置、気管支鏡・・・・と、はじめは救命センターでの手技の多さに驚き、何も知らない未熟な研修医に「じゃあ、やってみて」と割り振る指導医の潔さに驚き、そして懇切丁寧に指導し、でもギリギリまで手を出さずに見守ってくれる先生の優しさに驚きました。外来では、頭が痛い、指を切った、お腹が痛い、息が苦しいなど訴える患者さんを診察し「あーでもない、こーでもない」と一生懸命考える時間もあれば、ショックで搬送され緊迫した状況で、ただ指示通り行動するだけという時間もありました。先生が行う様々な治療の意味を考えて悩み、患者さんの疾患について調べ、研修医講義で学び、それなりに知識もつきました。 患者さんが亡くなることもあり、また日を追うごとに回復していく患者さんもいて、様々な思いも経験しました。集中治療・全身管理について、様々な角度から、多くのことを経験することができました。夏とともに始まった救命センターでの研修も、気がつけばもう夏も終わりになってしまうほど本当にあっという間で、救命センターを去るのがとても名残惜しく感じた・・・、そんな思い出が今も胸に残っています。救命センターの先生・看護師の方々、3ヶ月間お世話になりました。ありがとうございました。

(ペンネーム:cocoa)

昨年11月に参加したHawaii研修のおかげです

2011/ 4/12

  東北大学病院の救命センターには日本語が分からない患者さんが時々やってきます。 今までも何度か英語のみで診療しなければならない場面がありましたが、その時はタジタジ・・・。なかなか話が進まない・・・。 でも先日は違いました!英語はカタコトですが、でも堂々と話せました。自分にびっくりです。 それもこれも、昨年11月に参加したHawaii研修のおかげです。 Hawaiiでは地元の病院に放り込まれ、現地のドクターに1日ついて回りました。もちろん通訳なしの1対1。文化の違いで「沈黙は罪」なので、必死に話しました。 その成果が今ここに!! そう実感したある1日でした。

(ペンネーム:cocoa)

研修医生活もあと1カ月をきってしまいました

2011/ 3/10

  研修医生活もあと1カ月をきってしまいました。想像通りあっという間に過ぎました。色々な科にまわるこの制度は、毎回、緊張と適応能力を問われるつらさはありましたが、それぞれの科の先生が、何をしていて、何を困っていて、何を求めているかが少しわかりました。これから総合病院で働くにあたって大変貴重な経験でした。大病院になればなるほど縦のつながりは強いけれど、横のつながりが弱くなってしまいます。今後は少しでも横のつながりにも一役買えればいいなと思っています。

(ペンネーム:ruru)

3年目はどうする?

2011/ 3/ 7

  「研修が終わったら、大学院進学か入局か、はたまた市中病院で後期研修か・・・」研修医の多くが抱えるであろう難題です。その解決を助けてくれるのが東北大学病院での初期研修ではないでしょうか。当院では志望科の先生方の「生の声」を聴く機会が数多くあり、2年間の初期研修修了後の進路(大学院進学や入局した場合のこと)を具体的にイメージすることができます。その一例として、私の志望する「当院の放射線治療科とその大学院」について得た情報を4つだけこっそり紹介します。
  ①年間新患数が1050人(2009年)と多く、教授の山田先生曰く、症例数は国立大学でトップレベルです。②その上、発展が目覚ましい分野のため、研究テーマが豊富です。当院は症例数が多いため、臨床研究には事欠きません。③さらに東北地方では指導医数が群を抜いており、親身になって指導してくれる気さくな先生方ばかりです。 ④そして気になる収入面ですが、院外の当直で、大学院生でありながら収入は充分です。
  大学院卒業後も、関連病院が県内外に多数あるため、放射線治療の専門性を生かして活躍できる場が山ほどあります。このように、当院で研修し、医局の雰囲気や大学院生活について深く知ることができたおかげで、迷いなく大学院に進学することを決めました。豊富な「症例数」と「研究テーマ」と「指導医」に恵まれた当院なら、臨床医・研究者としての可能性は無限大だと信じています。がん罹患率と放射線治療の需要がますます高まる中、がん治療のプロとして末長く社会に貢献していきたいものです。さいごに、当院の初期研修や放射線治療科に興味をもつ方が増えてくれたら、これ以上幸せなことはありません。

(ペンネーム:KozKoz)

ケモラジの『ラジ』

2011/ 2/22

  残りわずかの研修医生活に名残惜しさを感じる今日この頃です。 いよいよ4月には念願の東北大学大学院に進学し、東北がんプロフェッショナル養成プランの 「腫瘍専門医(放射線腫瘍)コース」で学位取得と放射線治療専門医を目指します。 そして、2人に1人が がんに罹患する日本の未来を救うのが私の使命だと自負しています。 振りかえれば、放射線治療医になる決心をしてから早3年。ローテート先の指導医に 「将来何科に進むの?」と聞かれ、「放射線治療科です」と答えると、 6-7割の高い確率でこんなやり取りが続きます。 「あぁ、IVR(血管内治療)をやるんだ。外傷の止血とか。」 「いえ、IVRは診断科がやるんです。治療科は癌の照射です。」 「・・・あっ、ケモラジ※の『ラジ』ね。」「そうです。『ラジ』です!(生き生きと)」 このように、医師の間でも放射線治療科の認知度が低いことを痛感すると同時に、 治療科の診療内容について理解を広めなくてはと治療医としての使命感に燃えるのでした。 ※ケモラジ=chemoradiotherapyの略。化学放射線療法。

(ペンネーム:KozKoz)

地域医療~田老診療所

2011/ 2/ 9

  地域医療で平成22年の4月に一ヶ月間、田老診療所というところで研修してきました。田老は岩手県の沿岸部に位置してます。これといったものは特にないんですが、田老鉱山跡というマニアの中ではかなり有名な廃墟があります。また昔からたびたび大津波の被害をうけており、町のどまんなかに巨大な堤防があります。常勤の医師はたった一人で、毎日の外来に加えて入院・救急・訪問診療・消化管内視鏡・針治療・電気治療などをやってらっしゃいます。研修医の一日の流れとしては、7:30〜病棟回診 8:30〜経鼻上部消化管内視鏡 9:00〜14:30ころ外来(新患の診察など)  14:30〜訪問診療 16:00 外来 19:00ころ終了 という感じです。 地域医療にしてはけっこう忙しいと思いますが、診療所所長の黒田先生は本当にすごい先生なので、やる気のある研修医にとっては非常にいいところだと思います。将来は医者不足の田舎で、という気概をもっているかたがいたら、おすすめです。

(ペンネーム:A)

めざせ聴き上手

2011/ 2/ 2

  初期研修も早いもので残り2カ月ほどとなりました。1か月間の精神科研修も終盤に入ったところです。どのような研修生活かというと、新患外来や病棟で患者さんの話をじっくりと聴いたり、緩和ケアチームの回診に参加して、各科の担がん患者さんの痛みや不安・不眠への対処法を学んだりと充実した毎日です。将来は、放射線治療医としてがん治療に携わりながら、患者さんの悩みや不安に耳を傾け、精神面のサポートをしていきたいです。

(ペンネーム:KozKoz)

皆さん是非こぞって参加してください!

2011/ 1/17

  研修医のつぶやきというものを依頼された。人様に向けてわざわざ発信するほどのpassionはないのだが、せっかくなので先日参加させてもらった海外病院研修での体験・感想をつづってみる。そもそも海外病院研修とはなんぞや。平たく言うと読んで字のごとし、一年に一度東北地方の大学病院で研修を行う初期・後期研修医を対象にした海外(今年はハワイ、前年度はシンガポール)の病院見学ツアーの事である。期間は約1週間、そしてここが最重要点なのだが費用は全て病院持ち、研修期間中は有給扱いになるうえ、日当まで支給されるという厚遇ぶり。こんなおいしい話はめったに転がっているものではない。僕は同僚の誘いに二つ返事でのり、参加を決めた。数回のミーティングを経て、10月31日いざHawaiiへ! 以下に感想をいくつか正直に述べる。因みに研修コースはHawaii大学の大学病院見学コースと診療所の見学をメインにした地域医療見学コースがあり、僕は後者を選択した。
①参加して本当に良かった!
Hawaiiの医療現場はあらゆる点で日本のそれとは異なっていた。医療保険制度、受診の仕方、日本ではなじみの薄い家庭医の活躍、患者の意識の差などなど挙げればきりがない。日本と比べて優れている・学ぶべきという点もあればもちろんその逆もあった。 どちらにせよ日本を出てみなければ、実感しにくい点ばかりである。
②英語はとっても重要!
僕自身は英語はそれほど苦手意識があるわけではなかったのだが、日常会話はともかく医学用語を交えた専門的な話題になると相手の話が理解できない・自分の言いたいことが伝えられないという場面は多々あり、とても歯がゆい思いをした。 しかし外国人と英語でコミュニケーションすることはとても刺激的で楽しい。現代の医療人たるもの英語のひとつやふたつ軽々と操りたいものである。
③Hawaiiはやっぱり最高!
約1週間の日程だったが、Hawaiiを観光する時間的余裕も少なからずあった。 雄大な火山に溶岩でできた黒岩のビーチ、夕立の後の虹などなど心に残る景色に多数出会うことができたのはとても有益な体験だった。 そんなこんなで大変な中にもとても楽しく、自分のキャリアパスを考える上でも非常に為になった研修だった。来年の応募の機会には皆さん是非こぞって参加してください!

(ペンネーム:ワタヤノボル)

先月まで漢方内科で研修していました

2010/ 9/ 7

  「今何科で研修してるの?」「漢方内科です。」と答えると、いろいろな反応が返ってきました(笑)
  2カ月研修してみての感想は、選択してよかった!です。 西洋医学的にはよくわからない病態の患者さんも、東洋医学的に診ると説明できることもあるんです。なんとなく体がだるい、むくみがひどい、冷え性、便秘・・・ 何かの病気ではなくても、こういった症状は地味にQOLに関わってきます。これら諸症状の解決策の一つとして、漢方を知っておくととても役に立つのではないかなと。 西洋医学が主流の日本では、漢方の立場はまだ弱そうですが、患者さんからすれば治れば何でもいいんだと思います。「医者の無知ってのは犯罪なんだ。」とは 先輩医師からの言葉です。漢方を知らなくても、犯罪にはならないけど・・・。知ってるor知らないで目の前の患者さんの行く末が変わるかと思うと、責任の重さを感じます。せっかくの大学病院での研修、食わず嫌いではなくて、とりあえず一口、の心持ちでいたいなあと思いました。

(ペンネーム:おおかみ)

ただいま皮膚科で

2010/ 8/11

  ただいま皮膚科で研修中です。先月、先々月は病棟での研修、今月は外来での研修です。 外来では毎日新患の予診を担当しています。自分で一度診察をした後、指導医の先生とももう一度診察しますが、 色々な疾患が見れて勉強になります。生検、パッチテスト、光線テストなど検査も色々経験しました。 光線過敏症疑いの患者さんが光線テストで陽性になったり、 接触性皮膚炎の原因がパッチテストで特定できた時は大変やりがいを感じます。
  そして、私の楽しみは木曜午後に行われる美容外来です。美容外来のお手伝いをする時はテンション上がります。 舫瘡(にきび)の女性のケミカルピーリングなどをしますが、 毎週来ている患者さんの肌が美しくなっていくのを見ると嬉しいです(なかなか治らない方も多いですが・・・)。 ケミカルピーリングは一人で出来るようになりましたが、なかなかこんなことをやれる初期研修ってないんじゃないかと思います。 これを読んでいる学生の方で、皮膚科志望がいたとしたらぜひ東北大学での研修を考えてみて下さい。 皮膚科は手術、アレルギー、美容など幅広い分野があり、病理にも詳しくなれるし楽しいと思います。

(ペンネーム:ひつじ)

昨日研修医と病院長との懇談会というのがあり・・・

2010/ 7/30

  昨日研修医と病院長との懇談会というのがあり病院長とお話しする機会がありました。病院長だけが時間通りに来るというあるまじき出来事もありましたが、次々遅れてくる研修医を暖かい拍手で迎えていただき教室委員会の先生方も交えて大変楽しい時間を過ごしました。研修医からの要望は?と聞かれて考えてみたけれど…同期にも恵まれてるし結構楽しくやってるような気がする(笑) しかもハードな研修生活。こないだは床に寝ていました…
  4月に比べたら少しは出来るようになってるのかとか外病院の研修医はどんな事やってるんだろうとか不安になったりするけど、今出来ることを精一杯やっていこうと日々思い努力している毎日です。これも一緒に頑張ってる仲間がいるからやれてるんだろうな。同期のみんなに感謝です。

(ペンネーム:きび)

初期研修が始まって

2010/ 6/ 2

  初期研修が始まって2カ月経ちますが、いまだに自分の名前の下に「先生」とつくことに慣れません。何かのギャグかと思うぐらいです。手も足も出なくて困ることが多くて、まだまだだなぁと感じています。今の目標は、とりあえず患者さんが来たら指導医のようではなくても第一手が打てることです。研修医向けの本と実際の場面がうまく合致する瞬間もあったので、それを繰り返せば何とかなるのかなぁ・・・。がんばります。

(ペンネーム:BK)

救急部での当直が、今月中旬から始まりました

2010/ 4/30

  救急部での当直が今月中旬から始まりました。搬送とか心電図張りなど今の自分でも手伝えることを見つけて、積極的に関わっていくことが大切だと思います。傍観者では何も得るものはないし、同じ睡眠不足なら勉強できた方がお得感があるのでは?(笑)。ハードな勤務体制の中で、我々の指導もして下さる救急部の先生方に感謝です。

(ペンネーム:RB)

シンガポール、とても楽しかったです

2010/ 4/27

  シンガポール、とても楽しかったです。
  その時知り合いになった先生とは今でもメールのやりとりをしています(ついさっきメールの返信を出したところです)。研修はアメリカやヨーロッパでなく、あえてシンガポールなのですが、シンガポール人はほぼ全員が英語と中国語のバイリンガルで、国際社会における底知れないパワーを感じました…(だって英語と中国語が話せたらすごいと思いませんか??)。私は病理に興味があって見学に行ったのですが、気軽にoversea consultationを行っているとかで、日本と比べて海外への敷居の低さを感じました。まずは英語と中国語、とまではいかないけど英語くらいはもっと自由に使えるようになりたいなー。人と人とのコミュニケーション、つながりが結局何にも増して武器になると改めて感じた研修でした。

(ペンネーム:MGNT)

シンガポールに行ってきました!

2010/ 4/20

  研修で1週間、シンガポールに行ってきました!
  この研修の目的は、海外の医療の状況を視察し、現地の研修医との交流を図り、英語でのコミュニケーション能力を高めることです。東北地区の大学病院に勤務する研修医を対象に募集がかけられ、福島県立医科大学附属病院、山形大学医学部附属病院そして当院の研修医12名と、引率教員5名で行って参りました。当院からは研修医4名と教員1名が参加しました。1週間の滞在の間、現地の総合病院で希望の診療科を見学したり、英語でプレゼンテーションを行ったり、(マーライオンを眺める絶景に感嘆したり)と毎日刺激的で充実した時間を過ごすことができました。このような大変貴重な経験をすることができ、大学病院の研修医であることに誇りをもつとともに本当に感謝しています。

(ペンネーム:KozKoz)

当たって砕けろ

2010/ 4/14

  当たって砕けろ。本当に二年で消化できるのかしら。出来なかったら、どうしようって思う。こんな時、当たって砕けろって、つぶやくんだ。振り返って見ると、砕けることなくここまで生き残っているじゃないか。それと、仲間たちと飲み会をしたんだけど、このメンバーで、頑張るのは悪くないって、思うんだ。

(ペンネーム:らむせす)

ついに

2010/ 4/ 6

  ついに東北大学病院での初期研修がスタートしました。最初は何も分からないことだらけで、不安要素がたくさんあります。ですが、ローテート科の先生方やコメディカルの方々に積極的に教えを請い、先輩、同期の研修医のみなさんの手を借りながら、少しでも早く「先生に診てもらって良かった」と言って貰えるドクターを目指したいと思っています。こんな僕ですがどうぞよろしくお願いします。

(ペンネーム:ファンタティスポ)

○外科研修の一日

2010/ 3/ 3

  東北大学病院は東北地方のみならず北は北海道,南は静岡にも関連病院を持ち診療のみにとどまらず,研究,教育も行う大学病院らしい大学病院だと思います。
  古くは三者協時代より初期研修は市中病院という流れがほぼ出来上がっていましたが,平成16年度より開始された毀誉褒貶の激しい医師臨床研修制度の開始に伴い,東北大学病院でも初期研修医を採用するようになりました。

  アンマッチ希望で入った大学病院ですが,そこには素敵な研修がありました。1年半経った今,大学病院で研修ができて幸せだと思っています。給料も安いし福利厚生もほぼ皆無ですが,充実した各種カンファや研修医向け講義,豊富な手技,何でも優しく手取り足取り・揚げ足取りで教えてくれる優秀な指導医,美人美男子の多いパラメディカル,迅速かつ精確な事務方,そして何よりも互いに刺激し合い,高め合える研修医が多数在籍し,ネガティブな要素を忘れさせてくれます。そんな研修風景を,若干のフィクションをスパイスにお示し致します。

【○外科研修の一日】

07:00
看護師さんたち記録中の傍から受け持ち患者の経過表・指示簿を抜き取り経過と予定を把握。記録順をゴチャゴチャにしウザがられる。その後一人回診。
07:30
スタッフの先生達と回診。ベッドサイドで問題点等を報告。患者さんの把握漏れがあったら少し怒られる。
08:00
教授の前で術前・術後患者のフィルムプレゼンテーション。迅速かつ正確かつ簡潔なプレゼンテーションが要求されるが,うまくいかずにお取り上げ。スピード感は大学病院随一。
08:30
未だ開店していないパン屋さんを拝み倒し,朝ごはん確保。
08:50
患者さんのオペ出し。エレベーターが中々来ないのはご愛嬌。
09:10
ザール(東北地方の方言で手術室)イン。10分待ったオペレーターのイライラを感じる。
09:30
麻酔導入終了。ナビゲーターシステムの操作が上手くいかず更にオペレーターイライラ。これまた○外科らしい。
10:00
手術顕微鏡に清潔カバーをかけたり,椅子に圧巾掛けたりが上手くいかず,不潔にしそうで冷や汗をかく。「どこが不潔か認識しろ!」「よく周りを見ろ!」更に冷や汗。腋の下は既にぐっしょり。その後執刀開始。「オペレーターが何をしたいのか常に考えろ!」考えてみる…よくわからないが筋鈎,鈎ピン,吸引管を駆使しつつスポイトで術野のお水掛け。「お前は俺のやりたいことと常にずれているんだ!」「水をかけろ!」「俺の視界をふさぐな!」 「筋鈎の先を効かせて引け!」「出血点見せろ!」時折機械出しの看護師さんも被爆。麻酔科の先生の苦笑と哀れみ。ゴメンナサイ。
11:00
顕微鏡手術開始。腋の下だけでなく股間周囲もぐっちょり。硝子のハートは木っ端微塵…またくっつければいいさ。「よし!お前は手おろしていい!」顕微鏡覗きたいのと,邪魔してドヤサレたくない複雑な心境。ここから徐々にオペレーターの機嫌が良くなる。ああ,僕も早く人間(≒○外科専門医with学位)になって王様の椅子に座って手術したい…標本が出たので病理部にお届け。ついでに病理部の先生に愚痴る。迅速を見せてもらう。わからない。こっそり昼ごはん。小さくなって食べていると研修中にお世話になった他科の先生に心配されたりする。
13:00
手術室に戻る,手術書を眺めつつ術野モニターとにらめっこ,よくわからない。オペレーターは黙々と腫瘍を摘出されている…なんだか心打たれる。「いまなにしてるかわかるか!」「(よくわからないけど)はい!」「これなんだ!」「えええMCAです」「ICAだ!」「この隣に出てくるのは何だ!」「よよよ4番です」「よし!」一安心「○○さん!コーヒーあめ!」良かった僕じゃない。腫瘍摘出終了。
「手洗ってこい!」再び撃たれっ放しの約1時間。アパム弾もってこい。アパム。なんだかナチュラルに手が震えるんですけど…糸結び,組織をちぎる…ごめん,みんな。ハート,せっかくくっつけたのに…手術終了。CTへ直行,ストレッチャー速い速い。撮影後SICUへ入室。その後病棟に戻り,消灯していなければ回診。消灯してたら回診せずに受け持ち患者の一日の把握とカルテ書き。明日のプレゼンの準備して油ギッシュな出前をたべて手術所見を書いてSICUから電話来ないことを祈りつつ就寝。
翌3:00
病棟医室に勢いよくオーベンが入ってきた。どうしたんですか?「呼ばれたんだ!先生寝てていいよ!(笑顔)」ていうか起きれませんゴメンナサイ…なんでみんなそんなタフなんすか? 専門医と学位とったらタフになれるのかな?
翌朝
SICUの指示簿にはオペレーターによる別の指示が記載され,カルテには術前写真集と手術所見が挟まれていました。

 この科で生き残る自信は皆無ですが,やらないで後悔するならやって後悔しようと思い頑張っています。

(ペンネーム:ジョン)

初期研修もはや残り2カ月・・・

2010/ 2/17

  初期研修もはや残り2カ月・・・長かったような、あっとう間だったような2年間でした。辛くて大変なこともあったけれど、思い返すと辛いときこそ勉強になっていたなぁと、しみじみとします。1年目より2年目は楽しくなってきているのは確か。4月からの大学院生活が楽しみです!!あと少しの研修生活を満喫すべし。

(ペンネーム:egg)

臨床病理カンファランスを終えて

2010/ 2/ 5

  1月下旬に臨床病理カンファランスが終わりました。パートナーの先生に指導医の先生に助けられながら、おそらく無事に終わったと実感しています。終えての感想は、時間がなかったということが一番です。日常の病棟業務を終えてから指導医の先生と打ち合わせをするのは、本当に大変でした。時間があれば余裕だったかと言われると、そうではなかったかもしれませんが、もう少し早く教えていただければ・・・。ただ普段関わることのない病理の先生とも触れあう事ができ、非常に有意義でした。指導医の先生、同期の先生、本当にありがとうございました。

(ペンネーム:チータ)

二度あることは・・・(5)

2010/ 1/29

  先ほどあれほど苦労した整復だが、整復の仕方が一度定まってしまえば後は同じことをすればいいだけということなのか、二度目はいとも簡単に戻った。とりあえず弾性包帯で顎関節周囲をまき、大きく口をあけないようにとの指導を先ほどより入念に行い帰宅となった。しかし話はこれで終わらなかった。AM5:00 PHSをとると「アゴがはずれた患者さんが来てますが、先生診てもらえますか・・・」救急外来恐るべしである。二度あることは三度ある。こうして研修医の師走の朝日は昇るのである。・・・完

(ペンネーム:A)

二度あることは・・・(4)

2010/ 1/19

  再びPHSにコールがなりひびく。時刻はAM3:15。外来の看護師さんの声で「アゴが外れた患者さんが来てますが、先生診てもらえますか」との内容のようであった。「アゴ?また?」などと思いながら寝ぼけ半分で軽傷外来へ直行するとまさに「Deja vu??」どこかで見たことのある光景が広がっていた。どうやら先ほど整復した患者さんが再び脱臼したそうだ。くしくもまた同じ手技を行うことになったのである。・・・つづく

(ペンネーム:A)

二度あることは・・・(3)

2010/ 1/14

  何度か下顎を調節したが、なかなかうまく戻らない。あまり時間をかけても利はなしと考え、早めにべテランの外科医の先生に手を変わってもらった。ほどなく整復に成功。さすがベテランの先生であると思いながらも自分の手技自体はほぼ先生と同じであったため、あとは経験の差なんだろうと思いながら「また、アゴがはずれた人でも来ないっすかねえ~」とベテランの先生に冗談をいいながら別の患者さんを診察し仮眠室へとむかった。・・・つづく

(ペンネーム:A)

二度あることは・・・(2)

2010/ 1/13

  ちょうど忘年会シーズンであり患者さんからはアルコール臭が漂っていた。幸か不幸か患者さんの血中アルコール濃度は適度な鎮痛と鎮静をもたらしているようであった。話を聞くと前にも一度脱臼をしたことがあるとのことでともかく整復にトライすることになった。手や肩と違い顎関節はやや下顎の把持の仕方が難しい。また、口腔内に指を入れるので患者に手をかまれないようにしないといけないなどの点もあり、慣れていないと慎重にやらなければならない。・・・つづく

(ペンネーム:A)

二度あることは・・・(1)

2010/ 1/12

  AM0:00をまわった師走の救急外来。PHSにコールがなりひびく。どうやら直来の患者さんが来たようだ。「アゴがはずれた患者さんが来てますが、先生診てもらえますか。」そういった患者さんは総合病院だと口腔外科や整形外科などをローテートしていないとなかなかめぐりあわないので“いい経験ができるなー”と思いながら軽傷外来へ向かった。・・・つづく

(ペンネーム:A)

鼻血といえど

2009/12/21

  救急当直中、鼻血の患者さんの診察中に、処置は終わったのですが…急に診察台から前のめりに倒れてこられました。横に寝かせてすぐにもとどおりに。迷走神経反射あなどるなかれ。鼻血あなどるなかれ。座って行う処置だけに注意したいものです。

(ペンネーム:J)

外科の醍醐味

2009/12/15

  いま研修中の外科では、その週に手術を予定している症例のプレゼンテーションを担当しています。おかげで現病歴・画像所見・診断・術式を十分に把握してから手術に臨むことができるので、自ずと研修のモチベーションが上がります。エコーやCTで捉えた病変を術中に肉眼で確かめられるのが、外科の醍醐味ですね。毎回、手術が楽しみです。

(ペンネーム:KozKoz)

救急部日直での当番

2009/12/11

  救急部日直での当番。かかりつけの患者が転倒後、ぶつけた胸部が痛いと来院。診察上では心音、呼吸音など特に問題なく、胸部打撲で問題ないと思っていたが、 胸部X-pでは肋骨骨折が・・・。患者様の訴え強く、念のため胸部CTを撮るとX-pではわからなかったが、気胸もおこしていた。転倒あなどるなかれ・・・。

(ペンネーム:U)

研修医のつぶやきをupしました

2009/12/10

  当院で研修中の初期研修医に関する日常のちょっとした出来事や日々の奮闘振りをこちらのコーナーでお伝えします。ご期待ください!(卒後研修センター担当より)

密着レポート