脳神経外科領域

脳神経外科領域|専門研修要項

脳神経外科専門研修 東北大学大学院医学系研究科プログラム(平成30年度開始)は、日本専門医機構による二次審査を通過しました。研修内容の詳細はプログラムをご確認ください。なお、日本専門医機構より、専攻医システムへの登録確定前に、希望する研修プログラムの基幹施設と事前調整することが推奨されております。研修をご希望の方は、専攻医登録前に、下記担当宛てご連絡をお願いいたします。

脳神経外科専門研修 東北大学大学院医学系研究科プログラム(188KB)

プログラム名

東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野

募集定員

9名

研修期間

4年

プログラムの特徴

脳神経外科が扱う疾患は多岐にわたり、まさに「命を守る最前線」に位置する診療科です。国民病ともいえる脳卒中(脳血管障害)や頭部外傷などの救急疾患、脳腫瘍、てんかん・パーキンソン病・三叉神経痛・顔面けいれんといった機能的疾患、小児脳疾患、さらには脊椎・脊髄・末梢神経疾患まで、その対象は非常に幅広く、やりがいを感じる診療科です。

当科の専門研修プログラムでは、初期臨床研修を修了した後、4年間にわたって脳神経外科全領域にわたる診療スキルを体系的に学びます。手術治療のみならず、予防、診断、リハビリテーション、救急対応に至るまで、包括的な知識と技術を段階的に修得し、日本脳神経外科学会専門医の資格取得を目指します。

本プログラムの大きな特徴は、東北大学病院を基幹施設とし、豊富な症例を有する連携・関連施設と連携した充実の教育体制にあります。脳血管障害や外傷といった一般脳神経外科から、機能的外科、小児、脊椎脊髄まで、専門分野に偏りのないバランスの取れた研修が可能です。また、東北地方の医療を支える地域医療研修もローテーションに含まれており、地域に根差した実践的な臨床力も身につけられます。

さらに、当プログラムでは研究活動も重視しており、医学博士号の取得を見据えたリサーチ指導を専門研修と並行して行っています。国際的な学会発表や論文執筆にも積極的に取り組める環境が整っており、グローバルに活躍できる専門医の育成を目指しています。

教育の場としては、基幹・連携施設が一堂に会する定期カンファレンスでの症例検討やディスカッションをはじめ、国内外の第一線で活躍する脳神経外科医・研究者を招聘し、若手医師の知的好奇心を刺激する学びの機会を提供しています。

患者の命と未来を守る脳神経外科の道へ、一歩踏み出してみませんか。私たちは、志ある皆さんを心より歓迎します。

専門研修施設群

連携施設 青森県立中央病院/岩手県立中央病院/八戸市立市民病院/仙台医療センター/仙台市立病院/広南病院/さいたま赤十字病院/岩手県立磐井病院/独立行政法人国立病院機構宮城病院/国立精神・神経医療研究センター病院/古川星陵病院/仙石病院/宮城県立がんセンター/大崎市民病院/みやぎ県南中核病院/宮城県立こども病院/東北医科薬科大学病院/仙台東脳神経外科病院/石巻赤十字病院/白河厚生総合病院
関連施設 北海道大学病院/秋田大学医学部附属病院/山形大学医学部附属病院/北里大学病院/山梨大学医学部附属病院/名古屋大学医学部附属病院/いわき市医療センター/鹿沼脳神経外科/岩手県立胆沢病院/気仙沼市立病院/総合南東北病院/一般財団法人大原記念財団大原医療センター/医療法人社団親和会西島病院/NTT東日本関東病院/宮城厚生協会坂総合病院/東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野

お申込み・お問合せ

東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野医局
〒980-8574 宮城県仙台市青葉区星陵町1番1号
TEL:022-717-7230
E-mail:edu*nsg.med.tohoku.ac.jp
メールをお送りいただく際は、「*」を「@」に変更してください。

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