
ホスト診療科制度
ホスト診療科制度で、きめ細やかな研修サポート
ホスト診療科制度とは、研修医が選択した診療科が初期研修の2年間を通して技術的・精神的サポートを行い、卒後研修センターと緊密な連携体制をとるシステムです。専門志向がある程度決まっている場合は、ホスト診療科の指導教員と将来の志向に応じた研修を計画し、後期研修に連結した研修体制をとることも可能です。ホスト診療科は決して入局を前提にするものではありません。また、ホスト診療科を決めることが難しい方は、卒後研修センターをホストとすることも可能です。
ホスト診療科とは?
東北大学病院には、初期研修医をサポートする「ホスト診療科」というシステムがあります。
これは入局とは異なり、研修修了後も何の義務も負いません。
このシステムの主な目的は、
- 初期研修の2年間を通じ、精神的な面も含め研修医の様々な問題をサポートすること
- 研修を開始するにあたり、研修医一人一人が目的に沿った研修科や協力病院を選択するうえで相談役となること
などが挙げられます。
このシステムにより、医師として第一歩を踏み出すみなさんが、安心して充実した研修生活を送ることができます。
ホスト診療科は研修医の希望に応じて決定し、臨床教室だけではなく病理学教室などを選ぶこともできます。また、卒後研修センターをホスト診療科とすることもできます。
皆さん、ぜひこのシステムを利用して、東北大学病院で医師としてのキャリア設計の第一歩を踏み出してください。
ホスト診療科として卒後研修センターを選択できます
21年度から新たに卒後研修センターをホスト診療科として選ぶことが可能となりました。
この場合は、卒後研修センター専任の教員(講師、助教)が責任をもってホスト診療科の責任を果たします。