センター長のあいさつ

大学病院の特徴を活かした研修内容で、医師としての基盤を構築できるよう、スタッフが全力を挙げてサポート致します。

東北大学病院卒後研修センター長
石田 孝宣Takanori Ishida

みなさん、こんにちは。
卒後研修センター長の石田 孝宣です。
東北大学病院では、医師としての基礎となる重要な時期に、充実した研修が行えるよう以下の取り組みを行って、みなさんをお待ちしております。

1|多彩な症例の経験

一般的な疾患と希少な疾患の双方を学ぶことができるよう、東北地方を中心に関東を含めて約120病院と連携しています。
医師としての基礎として、プライマリ・ケアを学ぶことは極めて重要です。このために、たすきがけ研修として、多くの病院と連携して一般的な疾患を学ぶことが可能です。あわせて、大学病院ならではの希少疾患や高度な救急医療も学ぶことができる点で、極めて魅力的なプログラムになっています。研修2年目から、連携病院での長期のたすきがけ研修も可能なコースを用意しております。

2|幅広い領域の多数の専門医による高度な指導

東北大学病院は44の診療科を有し、450名を超える専門医・指導医が勤務しています。幅広い領域を基礎から専門的な内容までしっかりと学ぶことができる、優れた研修環境を整えています。

3|卒後研修センタースタッフによる充実したサポート体制

卒後研修センターでは、センター長、5名の副センター長、専任の事務担当に加えて、みなさんと年齢の近い3名の専任教員(内科、外科、専門科)を配置し、個々の研修の進捗や悩みなどを気軽に相談できる環境を整えています。令和3年4月からは、副センター長を2名増員し、さらに高度救命センターや精神科からもサポートスタッフを迎え、より良い環境整備を推進して行きます。

4|充実した研修施設

様々な検査手技や処置を実践さながらに体験できるクリニカル・スキルスラボでは、70種類以上のシミュレータと医療機器を備え、常駐の管理スタッフがトレーニングのサポートを行っています。
さらに、動物を用いた外科手術トレーニングが実施可能な環境として、国内初の専用施設である先端医療技術トレーニングセンターを設置し、研修医や若手医師の皆さんにご活用頂いています。

5|安心できる生活環境

大学病院から徒歩5分にある宿舎として6階建ての星陵レジデンスを用意し、インターネット環境の整備など、生活のサポートを行っています。給与の面では全国の国立大学病院は一律の額ですが、東北大学では当直料や時間外も上乗せし、さらに、3ヶ月以上の連携病院でのたすき掛け研修の際は、その連携病院の給与規定にそった給与が支給されます。生活面でも、安心して研修が行える環境を整えています。

東北大学病院での研修により、医師としての総合力を身につけるのはもちろんですが、多くの領域の指導医や仲間と幅広い人脈を作ることも、その後の医師生活において大きな財産となります。
皆さんにとりまして、より良い研修となりますよう卒後研修センターでサポートさせていただきます。
皆さんとお会いできることを楽しみに致しております。